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腰椎椎間板ヘルニアとは

腰椎椎間板ヘルニアは青壮年者に起こる腰痛の代表的なものなので、ここでは少し詳しく述べたいと思います。腰椎椎間板ヘルニアを学習していくにあたって、まず、椎間板の構造を見て見ましょう。

椎間板は自動車のタイヤにたとえられますが、タイヤにあたる周囲の硬い線維輪とチューブである柔らかい髄核とからなっています。背骨と背骨をつなぐ椎間板は、強いゲル状(粘液状)のような性質をもっています。そのおかげで背骨の強さと柔らかさがつくられているのです。

ところが下の方の腰椎では、いつも体重の半分以上の重さをくり返し支えているのです。そこで、椎間板は、早い人で10歳代の後半、ふつう20歳を過ぎた頃から、椎間板が変性します。これにより椎間板は水分の含有量を減らし、みずみずしさを失い、割れ目を生じたりします。

髄核はゲル状(粘液状)ですから、その割れ目にしみこんで膨張しようとします。そして、腰に大きな圧力が加わることによって、自動車のタイヤのパンクのように線維輪が破れて中の髄核が外に飛び出した状態になります。これを「腰椎椎間板ヘルニア」と呼んでいます。

1)椎間板は老化しやすく、20歳ごろには椎間板の髄核の水分が減り始めます。
2)50歳ごろから椎間円板のまわりの線維輪(外周に近い部分)の水分も減りはじめ、椎間板の弾力がなくなってきます。これが椎間板の老化です。

そこで、その結果、椎間板は「逃げ場を求めて」後ろの方へ押し出されます。この押し出されてとび出すことを「ヘルニア」つまり脱出といいます。つまり、腰椎椎間板ヘルニアとは変性した椎間板がその周りへ脱出することをいいます。